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シャンティ

平安でありますように

poem「年輪」他 

  1. 2018/08/06(月) 11:41:11_
  2. 詩集「かすみのいろどり」
ちょうど10年前の5月に出版した詩集「かすみのいろどり」。
昨年の9月8からここに転載を始めたが、今回でおおよそ移し終えた。

元々このブログは、詩集をここに残そうと思って始めたというのもあったのだが、
たまたまその詩集の原本ともいえる古い原稿を、処分した古紙の中にみつけた。
当時はまだ本も出してなかったので、ライブ活動や朗読会の際に手作りしていたものだが、
余りに懐かしかったのもあって、それをきっかけに昨年秋から転載をはじめ、
約一年でようやく終えることに。

本に載せたものはページ数に制限があったので、自作の10分の1程度ではあるのだが
今日最後に載せたポエムは、私の作風をドンピシャで表現したものばかり。
これを締めくくりに載せられたのも、なにか不思議な気がする。


 


✽~✽~✽

詩集「かすみのいろどり」 「清ら」の章から  P82 ~ P87


「瑠璃いろのはなし」

波にもまれて まぁるくなった
かいがらに であったら

さまよう しろい月を
こっそりよんで

渚で
きかせてもらおう

うみとそらの
瑠璃いろのはなしを





「年輪」

藪に朽ちた
大木の

なめらかな年輪を
ゆびでなぞる

はるかむかし
満天のそらからこぼれた

ほしくずのひとつも
うもれていそうで




「わけ」

ありの行列
うえへうえへと行くわけは

葉っぱのしんこきゅう
じゃませぬために


葉さきのしずくの
にじいろことづて

おひさまに
とどけるために





「空の子犬」

ススキとならんで
せいくらべしたら

雲が 子犬のかたちで
首かしげてる

うふふとわらって
はしりだしたよ

空の子犬が
ついてくるから

まるでいっしょに
おさんぽみたい




「ハミング」

枝のすきまで
月を みまもって

草のあいだで
星を みまもって

人のかずより
はるかにおおい

無数のいのちが
ハミングしている




「無邪気」

薔薇を
かかえる人の

あしもとに
踏まれて

タンポポは
それでも

むじゃきなしぐさで
ゆめをみる



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テーマ : 暮らしを楽しむ♪♪    ジャンル : 日記



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